The Ruttshoes &Co.が提案する、新しい取り組み、
“ TIMEsHAND(タイムズハンド)”

“ TIMEsHAND ”
 とは、
ラッドシューズのオリジナルの木型no,168Mのシルエットを
最大限に表現する靴 をコンセプトに展開する取り組みとなります。

靴の骨格とも言えるほど、
靴を製作する上で最も重要と考えているのが木型。

この木型を忠実に靴に反映させる為には、
製法・デザイン・甲革の3つの要素は必要不可欠です。

どんなに良い木型でも、これらのうち1つの要素でも満たされなければ、
木型のシルエットが半減してしまう靴に仕上がります。

The Ruttshoes &Co.は、
今まで共に取り組んできた浅草靴職人によるハンドソーン・ウエルテッド製法に、最良と考えるデザインと甲革をセレクトし、これら3つの要素の掛け算によって生まれる、妥協のない靴をお客様に履いて体感していただきたいです。






The Ruttshoes &Co.が提案する、
“ Handsewn Welted製法 ”

ひとりの浅草靴職人が

1針1針 想いを込めて製靴する

靴職人の技術が詰まったお客様だけの靴 を
体感してほしい


The Ruttshoes &Co.
(ラッドシューズ)は、

靴を製作する上で最も重要なのは
木型と考えております。

この機能美に拘った木型を
採用したラッドシューズを
“より多くの方に履いていただきたい” と
いう想いから機械製造の
『 Goodyear Welt製法 』を
中心に展開してきました。

ラッドシューズのGoodyear Welt製法は
木型のシルエットを最大限活かす為に、
吊り込みは機械ではなく、
靴職人の手で吊り込んでおります。
さらに、オリジナルのパーツや仕上げ材を
開発採用するだけではなく、
裁断・縫製と、
底付け加工、仕上げ等の工程を、
特徴に合わせてそれぞれの得意とする
浅草の工場に分けて製靴しているからこそ、

他にはない、
ラッドシューズの オリジナル が仕上がる、
と考えております。




お客様だけの1足を製靴する
“ Made to ORDER ”

浅草の靴職人によって
『 Handsewn Welted(ハンドソーン・ウェルテッド製法)
(※ラッドシューズは底付けのみミシンを使用する九分仕立て)で製靴致します。

靴製作に取り組んでいく中で、
“ このオリジナルの木型を忠実に表現したい ”
という想いが大きくなり、
靴職人の手で製靴する、
ハンドソーン・ウェルテッド製法に
行き着きました。


ただ、同じ木型、同じ革を採用しても、
それぞれの靴職人によって
吊り込みのテンションの強弱、
縫い位置・幅の違いがあります。

試行錯誤を繰り返し、
ラッドシューズの完成形の
“イメージ” と “想い” を
共有している浅草の靴職人、
一人だけと取り組んでいます。

機械生産のグッドイヤーウエルト製法のみしか
履いたことのない方に、
是非、靴職人のハンドメイドで
製作する靴を体験していただいと
いう想いで取り組んでおります。

靴職人が1針1針、
丁寧に製靴した靴を、
触れて、履いて、喜びを感じていただきたい。
私たちの心からの願いです。

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製造工程の流れ

  『 吊り込み 』の工程で職人が革の特徴と表情を把握しながら、縫製された甲革を木型のどの位置に落とし込むか確認し、アッパー革とライニング革をそれぞれ一箇所ずつ引っ張り、全方向意識しながら吊り込んでいく。手間と時間は掛かるが、その分、甲革・ウエスト・踵・トップライン等を木型どおりに吊り込み、しっかりと這わせることができる為、木型のラインを成形でき、仕上がりの美しさとフィッティングの向上に繋がる。

アッパーとウエルトの取り付けを100%手縫いで行うハンドソーンウェルテッド製法は、ウエルトと中底革を掘り起こしたリブに直接縫い付ける為、ソールの反(かえ)りが良く快適な履き心地にくわえ、コルクフィラーが薄く沈みが少ない為、履き始めからジャストサイズを履くことができます。

コルクを全体に敷き詰めた後、底面部分は平らにしながら、外側にかけてアーチ型になるよう削り、地面と接着した際の足馴染みだけではなく、完成時のシルエットにも拘る。

 
靴の外周部分のウエルトパーツは、履いて上から見た時、靴全体の印象に繋がる。その為、はじめから目付けしてあるウエルトは使用せず、職人の手でひとつひとつ 出し縫いのピッチ幅に合わせて均一に目付けを施す。そうする事で、深く刻まれた跡がより印象的になり、存在感のある靴に仕上がる。

アウトソールはライフスタイルに合わせて、オリジナルラバーソールかレザーソールの選択が可能。



木型は吊り込みから仕上がりまで約3週間、時間をかけて革は木型に沿うように成形されます。