Leather Collection
HorseButt(ホースバット) /
MARYAM(マリアム)社
イタリアのトスカーナ州にある
MARYAM(マリアム)社が製造する馬革。
馬の BUTT (バット)と呼ばれる、
繊維密度の高い臀部(尻部分)を、
植物タンニン鞣し、
茶系の色で下地をアニリン染色した後、
表面に黒の顔料で塗装した茶芯レザー。
ヨーロッパ産の野生の馬革の為、
傷やトラと言われるシワがあり、
ワイルドな印象の部分と、
臀部に位置する箇所は『コードバン層』があり、
繊維密度が高く、繊細な履きシワを期待出来る、
一枚の中でさまざまな表情が感じられる馬革。
ラッドシューズは、
木型no,168Mのラインがぼやけてしまう為、
1.7mm-1.8mm に漉き、
より木型に沿わた状態で完成させる。
黒の100%顔料染めから顔料成分の約10%濃度を薄くする手入れの際、乳化性靴クリームの有機溶剤によって、少しずつ茶芯レザー特有の下地の色が現れて、経年変化を磨きながら味わえる、“ 変化する黒 ” を楽しめる。
この革は馬革で『コードバン層』を所有している繊維密度が高い『コードバン層』の部分が、左右の甲部分になるように計算して裁断し、履き込んでいく中で、左右同じようにエイジングする
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French Box Calf /
HAAS社 - FRANCE
HAAS(アース)社はフランス北東のアルプスにほど近く、雄大な自然と豊富で清涼な水、ブドウ畑に囲まれたアルザス地方に位置し、まわりの環境の事を配慮しながら、伝統的な技法と熟練した職人の技術が生き続けている、1842年から続く歴史のあるタンナー。
家族経営時代からの伝統を守りつつ、現在は傘下となった大資本から提供される最新の技術を駆使して最高峰の皮革を作り上げます。
常に最高の原材料を使用することに重点を置いており、原皮から完成した革までの鞣しの工程全てを、自社工場内で管理している、世界でも屈指のタンナーのひとつと言えます。
Veau Cheverny(ヴォー・シューヴェルニー)
※ラッドシューズでの名称は“ French Box Calf ”
HAAS社の革の中でも最高級に位置づけられる、銀面がとても綺麗なスムースレザーとなります。素材全体の原皮の中の、上位10%から作られた、クロム鞣しの最高級ボックスカーフ。
光沢とハリがあり、さらに触れた瞬間からしっとりと馴染み、仔牛のきめ細やかさを最大限に引き出した靴用のために開発された革。
黒一色展開のみの皮革。
カラー展開
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UTAH CALF(ユタカーフ) /
HAAS社 - FRANCE
『フレンチボックスカーフ』と同じ
フランス・アース社
細かなひし形のシボのある表情と
9種類の豊富なオイルを
クロム鞣しとタンニン鞣しをそれぞれ行う
コンビ鞣しの皮革。
ふっくらとした肉厚な革は、
栗、ミモザ、南アメリカ原産の
木材ケブラッチョの樹皮などを
混ぜ合わせて鞣されているため、
柔らかく仕上がり、
履き心地もとても良く、
包み込むような足当たり。
その為、吊り込みを行うと、
つま先部分(芯材)や踵部分の
型押しの凹凸の表情も薄く変化するため、
立体的で雰囲気のある靴が仕上がる。
通常のカーフに比べ、
油分を多く含んでいる為、
耐水性のある皮革で日本の気候にも最適。
カラー展開
SUPORT(サポートロ)
※パラブーツで使用している“リスレザー”と同じ革
ラッドシューズでの名称は“ French Wax Calf ”
DEGERMANN(デギャーマン社)は、
300年以上の歴史を持つ、
フランスに現存する最古のタンナー。
※コロナ禍にHAAS社の傘下となる、
今でも同じレシピで革を製作しております。
フランス北東のアルプスにほど近く、
雄大な自然と豊富で清涼な水、
ブドウ畑に囲まれたアルザス地方に位置し、
まわりの環境の事を配慮しながら、
伝統的な技法と熟練した職人の技術が
生き続けているタンナー。
その長い歴史の中で培った経験を活かし、
" 靴用 "として開発した、
French Wax Calf。
他の革よりワックスを16%多く配合。
こちらは蝋(ロウ)の固形オイルが配合しており、
水に濡れても蒸発せず、撥水効果が継続します。
乳化性クリームを塗布し、ブラッシングすると、
程よい艶感を楽しめる、
ドレス感とカジュアル感の両方の顔を兼ね備えた、
幅広いコーディネートを楽しめる、
バランス良い革。
カラー展開
MARRON(マロン)