Original Rubber Sole (The Rutt Shoes& Co.)

日本は１年のうち約1/3は雨。

個人的に出張も多く、『天候を気にせず履ける靴が良いなぁ～』って思う事が多く、
ブランド立ち上げ前からアウトソールはラバー仕様と決めていました。


アメリカントラッド、カジュアル、ミリタリーの要素取り入れた
コーディネイトに対応出来る日本人の足型を考慮した木型を作成、
この木型に合うソールを既存のソールパーツから選ぼうと
様々なパーツを組み合わせてみたのですが・・・

このパーツを使うと武骨なカジュアル靴の印象になったり、
あのパーツを使うと逆に少し華奢なドレス靴に見えたり。

結果、
『独自で開発しよう！』という発想になり、


オリジナルで作成した意味が伝わる機能的なラバーソール、
今まで無かった仕様を取り入れたラバーソールを目指して・・・


デザインは２種類の凹凸が高いグリップ力を生み出す
Vibram＃700をベースにしながら、
表面に刻まれたシェブロン形状（山型）のブロックパターンは
武骨になり過ぎない様に、
シェブロン形状の幅を細くし、
山型パターンの間隔を広く取り、ボールジョイントと合うように設計。

デザインをもとに、モールド型（石膏）を作り・・・

卵型部分の角度を修正し・・・

完成！！！

このソールパーツの最大の特徴は、
裏面にあります
（靴が製靴した状態では見えません）

棒状に抜いてスリットを入れています。
単に切れ込みを入れただけでは、屈曲した際にゴム同士が
干渉し合う為、この形状を採用。

これにより、ソールの屈曲性が大幅に向上すると同時に、
軽量化も実現した実用性に優れたソールパーツになっております。

屈曲する足に合わせて適切に曲がるよう設計しており、
グリップ力、軽量性、クッション性に優れたラバーソールに仕上がっておりますので、
是非この履き心地をお試し下さい。

ありがとうございました、
今後ともよろしくお願いいたします。