Handsewn Welted-Asakusa Made-
浅草靴職人が、
お客様だけの1足をお届けする
浅草の靴職人によって製靴する、
『 Handsewn Welted(ハンドソーン・ウェルテッド製法)』
(※ラッドシューズは底付けのみミシンを使用する九分仕立て)
靴製作に取り組んでいく中で、
“ 浅草靴職人の技術を
活かした革靴をお届けしたい!”
という想いが大きくなり、
靴職人の手で製靴する、
ハンドソーン・ウェルテッド製法に
行き着きました。
ただ、同じ木型、同じ革を採用しても、
それぞれの靴職人によって
吊り込みのテンションの強弱、
縫い位置・幅の違いがあります。

試行錯誤を繰り返し、
ラッドシューズの完成形の
“イメージ” と “想い” を
共有している浅草の靴職人、
一人だけと取り組んでいます。
機械生産のグッドイヤーウエルト製法のみしか
履いたことのない方に、
是非、靴職人のハンドメイドで
製作する靴を体験していただいと
いう想いで取り組んでおります。
靴職人が1針1針、
丁寧に製靴した靴を、
触れて、履いて、喜びを感じていただきたい。
私たちの心からの願いです。
----------------------------------------------------------
製造工程の流れ
『 吊り込み 』の工程で職人が革の特徴と表情を把握しながら、縫製された甲革を木型のどの位置に落とし込むか確認し、アッパー革とライニング革をそれぞれ一箇所ずつ引っ張り、全方向意識しながら吊り込んでいく。手間と時間は掛かるが、その分、甲革・ウエスト・踵・トップライン等を木型どおりに吊り込み、しっかりと這わせることができる為、木型のラインを成形でき、仕上がりの美しさとフィッティングの向上に繋がる。
アッパーとウエルトの取り付けを100%手縫いで行うハンドソーンウェルテッド製法は、ウエルトと中底革を掘り起こしたリブに直接縫い付ける為、ソールの反(かえ)りが良く快適な履き心地にくわえ、コルクフィラーが薄く沈みが少ない為、履き始めからジャストサイズを履くことができます。



